525話 柔軟剤を使うと、なぜ衣類がふわふわになるのか?

ニュースリリース 衣料用柔軟剤の効果発現メカニズムを解明 | 花王株式会社
http://www.kao.com/jp/corp_news/2011/20111101_001.html
花王株式会社(社長・尾崎元規)ファブリック&ホームケア研究センター・ハウスホールド研究所は、柔軟剤がどのようなメカニズムで洗たく・乾燥後の木綿の衣類やタオルをやわらかくするかを科学的に解明することを目的に研究しました。その結果、動けなくなった水分子(結合水)による単繊維間の接着が大きく関与していることを突き止めました。


へーすごいじゃん(略
逆に言えば、今までメカニズムすら解ってなかったのに、山のように柔軟剤開発してたのがすごいよね。
「今度の○○は3倍ふっくら」とか言いながら、経験則で開発。素晴らしい
まぁ、今も昔も開発の世界はブルートフォースアタックだけどな。
理論なんて、大抵開発が行き着いた後に出てくるものだからね
開発は新製品出してなんぼだもんな。
■洗たく・乾燥後の木綿衣類が硬くなる原因について(資料3、4)
硬くなった木綿糸(実験サンプル)には、曲げ試験の結果から、水素結合ネットワークが形成されていると考えられました。また、水をほとんど吸着しないポリエステル糸や、110℃、減圧条件で完全乾燥して水分子を取り除いた木綿糸では、水素結合ネットワーク形成による硬さの発現が見られませんでした。
すなわち、硬くなるメカニズムは、次のようなステップであると考えられました。
(1)濡れた木綿糸や木綿布が乾燥していく過程で、単繊維間に毛管力(メニスカス力)がはたらいて、単繊維間の距離が縮まる。
(2)木綿単繊維の表面は水分子と親和性が高いので、乾燥後も少量の水分子(結合水)が残り、単繊維間で結合水を介した水素結合ネットワークが形成される。
なんか、当たり前っぽい理論なんだけど
家政学科の卒論なんかでやってそうなネタだよね。
物理と絡めて家政学から何とか、なんて、もうそんなに意欲的な子は残ってなさそう
物理屋の上司が部下の新入社員にやらせたネタと考えるのが妥当か。
本研究によって、柔軟剤の効果発現に関する主たるメカニズムが明らかになったことから、従来の「繊維同士の摩擦を低減する」ということではなく、「結合水を介した単繊維間の水素結合ネットワーク形成を阻害する」という新しい概念で、柔軟剤が開発できるようになりました。
とは言うものの、「繊維の水素結合を阻害する物質」の探索方法って、今までの柔軟剤の開発と大差ないんでしょ?
多分、そうだろうなwww。洗濯して硬さを測るんだろうから。
この、言いようがない徒労感は何なのだろう
いやー。お仕事お疲れ様。という感じ。とりあえず、論文出してみましたが、毎日100サンプルほど洗濯してる日々に変化はありません、みたいな。
でも、開発ってこんな感じだよな
食品・日用品は特にそうだよね。新薬開発なんかも、メカニズムが解る頃には陳腐化して、やっぱりブルートフォースアタックになっているし。
もう、抗生物質なんか、それが行き着いて、もうほとんど新しいのが出てないもんな
ま、ともかく、プレスリリースにまでするんだから、相当自信のある発表なのでしょう。
今後の製品に期待しましょう

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by fujisobadan | 2011-11-03 18:35 | 雑談